映画「シェイプ・オブ・ウォーター」
ギレルモ・デル・トロ最新作、シェイプ・オブ・ウォーターを観に日比谷へ!
今年度のアカデミー賞にも輝き、期待が大きい反面、不安も少し…
というのも、彼の前作「パンズ・ラビリンス」がトラウマになっているのです。
非現実の地下世界と現実の戦争を織り交ぜ、正義や運命について破綻なく描いた唯一無二のダークファンタジーであると感動した一方、そのグロテスクな描写に具合が悪くなり、特に手の目のオバケにはしばらく夢の中で追いかけ回されたのでした。
そんな前作がR12指定で、今回がR15指定なのです。
あれより強烈だったら耐えられない…
(不敵に微笑むギレルモ・デル・トロ監督)
というわけで意を決して観ましたが、大丈夫!
これ大丈夫ですよ笑!!
性的なシーンを含むことでR15になったのかと思われます。
多少暴力的な部分もありますが、パンズに比べたら!大丈夫!!
ストーリーは前評判のとおり「海版・美女と野獣」。
全編を通して流れる不穏な空気にハラハラしながらも、愛に触れる喜びを感じることができます。
そして、美術が、音楽が、ほんとうに美しい✨
これは映画館で観るべき映画ですね。
(鑑賞後、「中の人」が手の目のオバケと同じ人だと知りました…)